海外投資の種類

海外の銀行に口座を開設し直接海外投資する人が増えている

海外投資といっても、日本国内の証券会社を通じて、外国株式や外国債券、あるいは海外ETFを購入するということではありません。ここで説明するのは、本当の意味での「海外投資」です。つまり、日本国内の金融機関を通じて海外投資をするのではなく、海外の銀行などに口座を開き、そこを通じて海外の株式や債券、投資信託、ETFなどを購入しようというわけです。日本では、1998年に日本版ビッグバンという金融制度改革が行なわれましたが、皮切りになっだのが「改正外為法の施行」でした。これによって、それ以前はできなかった銀行以外での外貨両替や、海外金融機関への口座開設が、簡単にできるようになったのです。

 

これまでは、南アフリカランド、インドルピー、ロシアルーブル、ブラジルレアルなどの外貨建て金融商品が中心でしたが、直接海外に投資をするマネーの流れができつつあります。したがって現在、日本人が、たとえば香港の銀行に口座を開設するということは、決して違法ではありません。日本国民に認められた、当然の権利なのです。そしていま、香港などの海外に資産の一部を移すという動きが活発化しています。海外投資事情に詳しい関係者によれば、とくに3月11日に東日本大震災と福島第一原発事故が起こってからは、香港の銀行に口座を移し、そこで資産運用を行なう日本人が増加傾向をたどるようになっているとのことです。

 

香港で資産運用をするメリットはたくさんあります。

 

まず、税制面の優遇です。

 

香港では、株式などを売却して得たキャピタルゲインや、配当・利子に対する課税はありません。たとえば、100万円の投資元本で30%のリターンが得られた場合、日本だと30万円の収益に対して税金がかかつてきますが、香港では、30万円の投資収益は30万円全額が、投資家の手元に残るのです。

 

第二のメリットは、投資商品が豊富に揃っているということです。

 

たとえば香港でファンド運用を行なう場合、よく用いられているのが、日本でいう「変額年金保険」なのですが、この変額年金保険を運用するために揃えられているファンドの本数が、何と100本を超えています。しかも、日本ではなかなか個人が直接投資することのできないヘッジファンドなども、投資対象のひとつに組み入れられています。

 

第三のメリットは、魅力的な銀行のサービス内容です。

 

香港で海外投資を行なう場合、よく資金の出入り口として用いられているのが、HSBC(香港上海銀行)なのですが、同行のインターネットバンキングの中身を見ると、たんに普通預金や定期預金の預け替えを簡単に行なうことができるだけでなく、投資口座を開設することによって、各種ファンドや中国株式、金など、さまざまな投資商品で資産を運用することも簡単にできるようになっています。

 

銀行機能だけでなく、証券会社の機能も併せ持っているような便利なものになっているのです。そこでは非常に自由度の高いサービスが行なわれており、投資に興味のある方なら、持っていて損はない口座のひとつです。しかも、HSBCに口座を開いておけば、キヤッシュカードー枚で、世界中にあるHSBCのATMから、現地通貨を引き出すことができます。

 

このように、さまざまなメリットがあることから、いま日本で「海外投資」といった場合には、HSBCに口座を開いて投資する方法がいちばん注目されているわけです。

海外投資では仲介代理店の高額な手数料に注意

ただ、ここで問題が生じてきます。口座開設手続きをするためには、原則として英語が必要になるということです。当然、口座開設に必要な書類も、英語で記入しなければなりません。この時点で諦めてしまう人もいると思いますが、英語ができなくても口座を開設できる方法があります。それは、海外口座開設を行なっている紹介代理店と契約するということです。ただし、どの紹介代理店でもよいというわけではありません。なかには、付き合わないほうがよい悪徳業者もいるからです。

 

最近でも、非常に割高なコストで日本の個人を勧誘する業者が後を絶だない状況のようです。よくあるのは、香港のHSBC口座開設とファンド業者を紹介することによって海外での資産運用サポートを行なう代わりに、そのサポート料金として高い手数料を徴収するケースです。

 

このように高額な手数料を取る業者に口座開設手続きなどを任せてしまうと、毎年取られる手数料などのコストがあまりにも割高で、せっかく海外投資をしても、ほとんど利益が残らないということにもなりかねません。おそらく、日本人の多くは英語が苦手ですから、海外口座を開設する際には、どこかの業者に依頼する形になると思います。それだけに、仲介業者の選定は、慎重に行なう必要があります。

 

では、どのような業者とは付き合わないほうが賢明なのでしょうか。この見極めは非常に簡単です。要は「あまりにも割高な手数料を取る業者とは付き合わないようにする」というだけです。実際、どのような形で割高な手数料を取っているのでしょうか。これからいくつか事例を挙げますが、口座開設などの手続きで、これらの手数料を取ろうとしている業者には、注意したほうがよいでしょう。

 

まず、よくあるのが香港での口座開設ツアーを開催するので、その参加費として1人30万円程度を請求してくるというもの。3泊4日程度の香港ツアーで、30万円の参加費用はあまりにも割高です。その中身も、たとえばHSBCの口座開設代行手数料、香港のファンド運用会社でのセミナー受講料、往復の航空チケット、ホテル代、交通費、といった程度のものですから、それらに30万円もかかるというのは、高すぎる料金設定と思われます。基本的に、HSBCの口座開設は、誰でも簡単にできるものなので、ここで高額な手数料を取るというのは、ミエミエの手口といえるでしょう。

 

ネットなどで情報を検索してみれば、こうした手数料をほとんど取らず、香港への往復航空チケット、ホテル代の実費程度で香港口座開設ツアーを開催している業者もいます。基本的に、こうした業者であれば、信用できそうです。

積立金額や期間で業者の言いなりにならない

また、無事に口座を開設した後も、安心はできません。たとえば、積立ファンドを購入するに際して、加入者の年齢、ライフサイクルなどを完全に無視して、自分たちにとって最も都合のよい商品を勧めてくる業者がいますが、こうした業者も避けたほうがよいでしょう。前述したように、香港口座を開設し、ファンドで積立運用する場合は、変額年金保険を使うケースが多いのですが、その際、加入者が60歳前後なのに、積立期間が20年、あるいは25年といった、非常に長期の積立商品に加入させてしまうようなケースがその例です。

 

こういうことが起こる理由は、積立金額が大きいほど、積立期間が長いほど、その保険会社から業者が受けるキックバックが大きくなるからですが、60歳の人が20年の積立をしたら、そのお金が自由になる頃には、もう80歳になっています。これでは投資家の立場を何も考えていないといってよいでしょう。そのうえ、もうひとつ大きな問題があります。それは、果たしてその業者自体が、今後20年、25年ものあいだ、経営を続けている可能性があるのかという点です。もし、その業者が倒産してしまったり、あるいは勝手に店を畳んでしまったりした場合、投資家はどういう対応を取ればよいのでしょうか。

 

実は、この問題が非常に深刻なのです。お金の運用先であるファンドを管理している保険会社が倒産しなければ、投資家の資産は保全されます。したがって業者が倒産したとしても、投資家に直接的な被害は及びません。ただ、英語ができない人が、業者に頼りっきりになって口座を開設し、運用ファンドの管理なども任せっぱなしにしている状態が多いだけに、その業者が倒産・廃業してしまうと、ファンドの運用期間が満了しても、現金を引き出せなくなる恐れがあるのです。したがって、加入者の年齢を無視したような、長期の積立を勧めてくる業者には、要注意です。

 

その他、コストという面では、運用期間中のファンドの組み換えを行なうだけで5万円、月々の運用管理という名目で月3万円、といった具合に、何かと細かい手数料率を求めてくるケースがありますが、このような業者にも要注意です。なぜならこのように、さまざまな手数料をすべて支払っていったら、最終的にファンドから利益が上がっても、何も残らないという状況に陥る恐れがあるからです。基本的に、悪徳業者が投資家に近づいてくるのはお金が目当てです。したがって、どういう名目であれ、本来なら不要とも思えるような高額のコストがかかる業者とは取引しないほうが無難です。

HSBCがいちばん使いやすい

冒頭にも書きましたが、香港で海外投資を行なう場合、真っ先につくっておきたいのが、HSBCの口座です。

 

HSBCとは、香港に本店を置く世界的な銀行です。格付けも非常に優良で、スタンダード&ファースの格付けでダブルAを取得しています。したがって、お金の預け先としては、非常に安心できます。なぜHSBCの口座をつくっておきたいのかというと、ファンドを購入するにしても、何をするにしても、HSBCの口座さえつくっておけば、そこから振込み、引落しができるからです。

 

仮にファンドを売却したとき、その売却代金をそのままファンド会社に預けっぱなしにしておくわけにもいきません。やはり、自分の銀行口座に移管させる必要があるのですが、その移管先が日本の銀行だと、送金手数料などが非常に高いため、その分だけ損をしてしまうことになります。この点、HSBCに口座をつくり、そこにファンドの償還金などを振り込んでもらうようにすれば、送金手数料も割安で、手続きも簡単に済ませることができます。また、香港で変額年金保険を使った海外投資を行なう場合には、FAと称する独立系ファイナンシャルアドバイザーを投資顧問として、一任勘定で運用を委託する形になりますが、積立投資をする場合の資金プールとしてHSBCの口座に資金を置いておき、そこからファンドの口座に毎月の積立資金を引落しさせる形にすると便利です。もちろん、ファンドを売却したり、償還を迎えたりした場合の資金も、すべてHSBCの口座に移して、そこで管理するような形にします。

 

さらに、HSBCの口座は、それ単体でも、非常に優れた投資口座になっています。口座を開設する際に、「投資口座」をつくっておけば、そこを通じて、各種ファンド、中国株式、金など、さまざまな投資対象を自分で自由に選んで投資することもできるのです。これは非常に便利です。もし、自分自身で個別銘柄やファンドを見極める自信があるならば、資産運用の選択肢が非常に広まります。HSBCの口座は、単なる銀行口座としての機能だけでなく、資産運用のための機能も持っているのです。HSBCの口座開設は、いくつかの書類を準備するだけですから、非常に簡単です。関連する書籍も出ているようですから、参考にするとよいでしょう。また、インターネット上にも、口座開設に関連する情報を発信しているブログなどがあります。

 

多少は海外旅行に慣れているといった人は、こうした情報を集めて、自力で口座開設に挑戦してみるとよいでしょう。HSBCの口座を開設するに際して必要な書類は、日本国内の運転免許証など本人確認が可能な書類に加え、日本国内の郵便物の郵送先を確認するため、電気料金や水道料金など公共料金の郵送されてくる請求書です。日本国内の業者を通して行なう場合には、その業者にこれらを渡しておけば、実際に香港に行って口座開設手続きを行なう際にかかる時間が非常に短くて済みます。時間的には、20~30分程度でできてしまいます。ちなみに優良な業者であれば、銀行口座開設は無料で行なってくれるようです。

 

口座を開設すると、その場でキャッシュカードを受け取ることができます。このキャッシュカードが優れモノで、世界各国にあるHSBCのATMから、現地通貨を引き出すことができます。ただし、現地通貨を引き出す場合には、米ドルなど香港ドル以外の通貨にしてある場合は、それを一度、香港ドルに両替し、香港ドル建ての普通預金にしておく必要があります。そうすれば、香港ドルの普通預金口座にある現金の範囲内で、現地通貨の引き出しが可能になります。

 

いずれにしても、海外投資を行なうのであれば、HSBCの口座は持っておいて損はありません。ちなみに、日本にあるHSBCの支店だと、香港で口座を開設するように手軽にはいきません。日本だと、最低1000万円くらいの資金がないと口座が開設できないようになっているからです。一方、香港に直接行き、現地で開設すれば、20万円程度の資金でも口座開設が可能になります。もちろん、開設しただけで何も使わなければ、意味はありませんが、海外投資を行なう場合には、送金、入金など、さまざまな場面で銀行口座が必要になってきます。それならば、機能面で優れているHSBC口座がお勧めです。

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